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2023.11.21
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【カラーコラム】色のイメージは世界共通?
色を楽しみ、色を自在に使いこなせる……そんな仲間が増えたら良いなと思い、色の豆知識についてシリーズでお送りしております。
<色を分解したニュートン>
時はさかのぼること1666年。「ニュートンのリンゴ」で有名な、あのニュートンが、とある実験をしました。それは、太陽の光を「プリズム」に通すというもの。
プリズムに入った太陽の光(一見、無色)の光は、いくつもの色に別れて、虹色の帯が表れたのです。赤、橙、黄、緑、青、藍、青紫……そう、「可視光線」といわれる目に見える光が波長の長さの順番に並んでいました。
当たり前ですが、世界中のどこで調べても、光の帯はこの順に並んでいます。太陽の届く場所では、色は誰にでも平等に降り注ぐ「光のエネルギー」ともいえるでしょう。
ですから、もちろん文化や歴史、宗教等によって認識が違うこともありますが、ほとんどの国では赤には情熱、深い青には知性といった意味をもたせていたり、オレンジや黄色には熟れた果実のような「食欲を高める色」という意味をもたせていたりします。
海外に行かれる方、異文化に触れる機会のある方は、その場所で色がどんなふうに使われてきたか探ってみるのも面白いですよ~。