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【カラーコラム】代表的な色の組み合わせは?~カラーコーディネイトに活かそう
今日は、少し専門的な色のお話です。
■■「色相環」のお話~色彩調和論■■
「色相環(しきそうかん)」といわれる色の輪があります。もしかすると美術の時間に見たことがある人がいるかもしれませんね。
光の波長の長さの順に色を並べ、それをぐるっとわっかにしたものです。
この色相環。実はデザインやカラーコーディネイトを考えるときにとても役に立つのです。
たとえば色相環の色を三角形で結んだものをと「トライアド=三色配色」と呼びます。
}時代によって代表的組み合わせは異なり、たとえば中性なら「紫みの赤―黄色―緑」が好まれたとか…
時代によって、好まれる配色が違うというのは面白いですね。
地域や文化によっても、トライアドの好みはきっと異なっていたのでしょう。
また、「四角形の配色(テトラード)」というのもあります。色相環の内側に接する正方形の配色が「テトラード」です。
※これは、平行四辺形や長方形でもOKです。
たとえば「赤―黄―緑―青」というテトラード配色は正確には「心理四原色」と呼ばれ、色覚の基本となっています。マイクロソフトのマークや、ワールドベースボールクラシックのマークも、この赤―黄―緑―青の配色でしたよね!小さいお子様のおもちゃなどでも、この配色が使われているものがあると思います。
他にも「分裂補色」の配色や、同一トーン、類似トーン、対照色相……等々、いろんな配色テクニックがありますが、離れている色ほど、メリハリがつき、近くの色ほどコントラストが穏やかなカラーコーディネイトになると考えていただければOKです。
※トータルコースでは、配色理論を使いながら、お客様のお持ち込みいただいたお洋服で、具体的なカラーコーディネイトをご提案しております。ぜひご活用ください。