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【コラム】よくある誤解!トレンドカラーは「売れる色」じゃない!
■トレンドカラーは売れる色・売りたい色じゃない
▶トレンドカラーっていつ決まる?
トレンドカラーって2年前に決まるんですよ
とお伝えすると、
「え?そんな前から?」と驚かれるお客様が多いです。
実際には、たくさんの国が加盟している
「インターカラー」という組織で、
2年後のトレンドカラーを選定しています。
そんな前から?と思うかもしれませんが、
それくらい前に決めておかないと、
商品企画や商品の制作、流通には間に合わないんです。
▶トレンドカラーは時代や社会を表す色
そして、トレンドカラーでよくある誤解が
「トレンドカラーってよく売れる色、流行色ってことでしょ?」
というもの。
そしてこの誤解が多いからこそ、
「流行する色を、2年前に決めるなんて、八百長みたいでおかしい」
「ファッション業界ってちょっとおかしい」
といった違和感が出てくるのだと思います。
実は私も昔はそう思っていました(笑)
「これが売れる色!ってあらかじめ設定するのは不自然じゃない?」
「実際にお店で売れて、みんなが着て、
はじめてそれが流行色になるんじゃないの?」と。
でも、トレンドの意味は流行だけではありません。
インターカラーが決めているトレンドカラーというのは、
そのときどきの世界の状況だったり、
景気や売れ筋の状況だったり、人々の気分を表す色。
つまり「時代を表す色」なんです。
たとえば、景気が良ければ、人は気分が良くなって、
派手な色を手に取りたくなることもあるでしょうし、
あまりにも良すぎると、
反動で落ち着いた色が好まれる傾向もあります。
また、地球温暖化への不安が大きくなれば、
アースカラーのようなナチュラルな色みを
自然と求める人も増えてくるのです。
▶日本のトレンドカラーはJAFCAが選定
もちろん国によって、社会の状況もそれぞれに違いますから、
日本では一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)が
日本の中での流行色を決めています。
ただ、私個人としては、
モード誌ELLEからトレンドカラーを学ぶのが好き。
今はSNSで世界がつながっていますし、
いろんな視点から、
新しいコーディネイトの提案をしてくれるので、
ファッションを新鮮に楽しむことができます。
▶トレンドカラーとうまく付き合おう
流行色になると、やはり店頭にたくさん並びますから、
パーソナルカラー的に似合う色がたくさん出た年はラッキー!
ここぞとばかりに、いろんなアイテムを集めてみるのも良いですね。
トレンドカラーは取り入れなければ時代遅れ
というわけでは決して、決してありません。
今の時代を表す一つの視点であり、
人生を豊かにするためのアイデアとして取り入れるのが、
上手な付き合い方ではないかと思います(^^)
ここしばらく、
トレンドカラーのご紹介が続いているので、
私なりの思いとともに、トレンドカラーについてブログに書いてみました。
次回からは、引き続き、
2024年秋冬トレンドカラーをご紹介しますね!
大阪天王寺エリアのパーソナルカラー診断 OFFICE RISE
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大阪天王寺エリアのパーソナルカラー診断 OFFICE RISE
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